キャキャ

3日（みっか）ぶりに雨（あめ）があがって

差（さ）し込（こ）む阳（ひ）の光（ひかり）から

君（きみ）が好（す）きな季节（きせつ）の匂（にお）いがしてる

「夏（なつ）が来（き）たら海（うみ）へいこう」って

口癖（くちぐせ）のように言（い）ってたよな

君（きみ）に见（み）せたいとっておきの场所（ばしょ）があるんだ

助手席（じょしゅせき）ではしゃいでいた姿（すがた）を今（いま）も覚（おぼ）えてる

ふと君（きみ）の名（な）を呼（よ）びそうになって胸（むね）が诘（つ）まるよ

「ありがとう」も「ごめんね」も「さよなら」も言（い）えなかった

二人（ふたり）で过（す）ごした日々（ひび）がずっと仆（ぼく）の胸（むね）を缔（し）め付（つ）ける

ありのままの気持（きも）ちを今（いま）なら君（きみ）に伝（つた）えられるのに

もう二度（にど）と戻（もど）らないあの日（ひ）の笑颜（えがお）も涙（なみだ）も

忘（わす）れようと思（おも）ってても　

积（つ）み重（かさ）ねた思（おも）い出（で）は

きっと消（き）えない　

分（わ）かっていたはずなのに

一人（ひとり）きり海（うみ）の见（み）える公园（こうえん）のベンチに座（すわ）って

黄昏（たそがれ）に染（そ）まっていく夜空（よぞら）をほんやり见（み）てる

あの日（ひ）君（きみ）に伝（つた）える筈（はず）だった言叶（ことば）を今（いま）

呟（つぶや）いてみても仆（ぼく）の声（こえ）は波（なみ）の音（おと）に消（き）えていく

「爱（あい）してる」と一言（ひとこと）なぜ素直（すなお）に言（い）えなかったのだろう

もう二度（にど）と届（とど）かない思（おも）わず涙（なみだ）がこぼれた

夏（なつ）の夜空（よぞら）彩（いろど）る花火（はなび）に君（きみ）の姿（すがた）を重（かさ）ねた

水面（みなも）に落（お）ちては消（き）えてく

儚（はかな）い光（ひかり）の粒（つぶ）は何処（どこ）へ行（ゆ）くのだろう

今（いま）この时（とき）も君（きみ）との记忆（きおく）が仆（ぼく）の心（こころ）で

色褪（いろあ）せずずっと生（い）き続（つづ）けている事（こと）に気（き）づいたんだ

いつも仆（ぼく）の左侧（ひだりがわ）

微笑（ほほえ）んでいた君（きみ）はもういないけど

ほら仆（ぼく）の世界（せかい）にはこんなにも君（きみ）が溢（あふ）れている

君（きみ）とこれから先（さき）もずっと生（い）きてく